シンプルなワークフローで、ユーザーへの負担を最小限に抑えながら、テスト能力を向上(8テスト/ラン)。
高感度・高特性による優れた検査性能
結核菌のIS6110遺伝子とMPB64遺伝子を検出するためのアッセイです。
あらゆるアプリケーションに対応する、コンパクトで手頃なソリューション
なぜ、結核の診断が未だに課題となっているのでしょうか?
結核菌による感染症である結核は、通常、肺を侵しますが、リンパ節、腎臓、腹膜、腸、あるいは皮膚など、他の体の臓器も侵すことがあります。WHOの発表によると、2019年には世界で推定1000万人が結核に倒れ、140万人が結核で死亡しています。結核は副作用や誤診による追加感染などがあるため、早期診断が治療の重要な要素の一つとなっています。そのため、高感度・高精度を担保する結核アッセイの開発・応用は、現在も世界中で活発に行われています。
より優れた検出アッセイで、検査効率を向上
本アッセイは、結核菌に特異的なプライマーペアを含んでおり、40分で結核菌の感染を診断することが可能です。本アッセイは、リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(PCR)技術とTaqMan® Probeケミストリーを用いて標的遺伝子を検出する。PCRプロセスにより、標的特異的な配列が増幅され、標的特異的なプライマーとプローブが一本のDNAと結合し、プレミックス製剤に含まれるDNAポリメラーゼ酵素を用いて増幅される。
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