DBT機能を搭載した「HESTIA」を発売。
食品医薬品安全部から製造販売の正式認可を取得
海外機器への依存度を下げ、機器の現地化に成功。
画像診断医療機器のグローバル企業であるGenoray(CEO, Byung-Uk Park)は10日、韓国で初めて食品医薬品安全部(MFDS)からDBT乳がん診断システムの製造・販売認証を取得したと発表した。Genoray社は、「第36回国際医療機器・病院設備展(KIMES2021)」でDBT乳がん診断システム「HESTIA」を展示する予定だ。DBTとはDigital Breast Tomosynthesisの略で、この技術を用いれば、従来の2D機器とは異なり、乳房の断層画像を観察することができ、より正確な乳がん診断が可能になります。また、乳がん診断効率を30%以上向上させることで、韓国をはじめとするアジアの女性に多く見られるデンスブレストの微細石灰化や腫瘍の診断を最適化することが可能になります。
国内市場では、同種の外国製機器に対抗できる国産機器がなく、高価な外国製機器のみに頼っていました。今回、「HESTIA」が発売されたことで、ジェノレイは、高価な機器の価格や維持費のために導入を検討していた病院や診療所、検査センターだけでなく、治療市場にも参入することができます。
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