熱脱着装置 TD 3.5+

従来の熱脱着だけでなく、直接熱抽出やコールドCISへのヘッドスペースやSPMEの直接注入にも使用可能です。 商品説明 TD 3.5+は、幅広いアプリケーションに対応する昇温脱離装置です。従来の熱脱着だけでなく、直接熱抽出やヘッドスペース、固相マイクロ抽出SPMEを冷却インジェクションシステムCISに直接注入することも可能です。TD 3.5+は、その完全な温度制御と、サンプル経路にコールドポイントやアクティブポイントがないコンパクトなデザインにより、印象的な装置です。TD 3.5+は、追加のGERSTELモジュールと組み合わせることができるため、様々なアプリケーションの基礎を形成します。TD 3.5+の操作は、MultiPurposeSampler MPSを使用して自動化することができます。このシステムは、MAESTROソフトウェアを使用して制御されます。TD 3.5+は、業界で標準的に使用されている3.5インチチューブと互換性があります。 TD 3.5+の機能的な原理 TD 3.5+は、さまざまなアプリケーションの可能性を提供します。従来の熱脱着では、吸着剤に濃縮されていた分析対象物がTD 3.5+で熱脱着されます。直接熱抽出では、固体または液体試料から分析対象物をTD 3.5+で熱抽出します。どちらの場合も、分析対象物は熱脱着チューブの中に置かれます。ヘッドスペースやSPMEの直接注入では、分析対象物は高温のTD 3.5+から低温のCISに注入され、そこで捕集されます。熱脱着と熱抽出は、温度プログラムに従って行われます。システム内の温度とガスフローは個別に調整することができます。