Magigen CRISPR Cas12bは、両端に蛍光基などのマーカーで標識したssDNAプローブを設計することで、DNAテンプレートの検出やシグナルの増幅に利用できます。一般的な検出方法としては、リアルタイム蛍光やコロイダルゴールドクロマトグラフィーなどがあります。また、Cas12bは温度が高い環境(45~65℃)でより活性化する。このため、本システムは微生物、植物、動物の遺伝子編集に広く利用されており、分子診断への応用も期待されている。
はじめに
Magigen AapCas12bタンパク質は、Alicyclobacillus acidiphilus由来のRNAを介したエンドヌクレアーゼであり、一本鎖RNAの誘導により標的DNAの特定部位に結合し切断を行う。Cas12bは、ガイドRNAの誘導のもと、標的の二本鎖DNAを認識して切断する一方で、付随する切断活性が活性化され、非特異的な一本鎖DNA(ssDNA)を効率的に切断することができます。CRISPR/Cas12bは、両端に蛍光基などのマーカーで標識したssDNAプローブを設計することで、DNAテンプレートの検出やシグナルの増幅に利用することができます。
ユニット定義
本品はリコンビナントタンパク質である。
本製品は1pmol=132ngです。
sgRNA の設計や安定化は、反応系に大きく影響し、反応前にゲル電気泳動で sgRNA を分解できるかどうかも重要です。
製品の特徴
Cas12bは、DNAを検出する分子検出用として設計されています。検出対象であるRNAが、自身由来のDNA酵素と結合する必要がある場合、RPA、LAMP、PCRなどの手法がCas12bにも適用されます。
---