ハンナ史上最高の精度、反応速度を誇るpH計。大きなカラー液晶画面、2チャンネル表示の同時測定、pH/ORP/ISE(イオン選択電極)に対応。研究・品質管理向けとして自信を持ってオススメできるプロフェッショナルな1台です。
1.高精度かつ高速
検出単位は0.001pH、精度は±0.002pH。5点校正まで行え、カスタム校正も5点まで可能。(カスタム校正とは、測定試料のpH値に近いポイントで校正が行える機能です。ハンナでは全18種類の標準液があり、それらを使いカスタム校正を行うことで精度、信頼性、反応速度を限りなく高められます。こちらの記事もご参考に)
しかし、それだけではありません。本器にはさらに大きな特長があります。それは内蔵のプロセッサです。先端のプロセッサを採用し、従来機種と比べても圧倒的な反応速度と安定性を実現しています。
2.校正中にpH電極をチェック!
本器にはハンナ独自のCAL Check機能を搭載。CAL Checkは校正中にpH電極の状態を分析し、潜在的な問題を見つけだします。それを画面でお知らせする優れた機能です。(例:電極の汚れ、標準液の汚染など)
CAL Checkにより本来目に見えないpH電極の状態を把握し、電極のメンテナンスや交換時期を適切に判断できます。
3.2チャンネル表示で同時測定!
pH/ORP/ISE(イオン選択電極)の中で2本接続し、2チャンネルで同時測定が行え便利です。
4.グラフ表示やアラーム機能
必要であれば測定値の推移も見ることができます。どのタイミングで数値に変動があったかを確認でき便利です。
また測定値が設定した値を上回った時/下回った時のアラーム機能もあります。
5.データ管理
本体には最大で1チャンネル100,000データまで保存可能。インターバルロギングは1秒~3時間の間隔で設定できます。保存データはUSBケーブルとPCソフトウェアを使用してPC転送可能です。
6.ISE(イオン選択電極)測定
本器ではISE増分法を用いてより速く簡単にイオン濃度を検出できます。増分法では、測定試料に基準液を加える、もしくは基準液に測定試料を加え、それにより起こるmV(電位)の変化を検出し、その電位の差により濃度を調べます。増分法の分析では、サンプル、ISA、容積や化学量論因子などを入力します。これにより違う試料の測定でも毎回入力する手間が省けます。