医療機関や一般医薬品で頻繁に使用される狭くて長いルーメン(中空負荷)を持つ医療機器を効率よく滅菌するために最適なBクラス小型蒸気滅菌器の代表機種です。
1.サイクルタイムの短縮
Bクラス小型蒸気滅菌器の長所を生かしつつ、従来機(Bクラス)に比べ、トータルの所要時間を約30%短縮し、欧州規格(EN 13060)の滅菌・乾燥性能を満足するよう滅菌器の運転効率を飛躍的に向上させました。
2.独自の外付け小型スチームジェネレーター
当社の高度な技術により新たに開発した外付け小型蒸気発生装置を内蔵し、リザーバーから供給される原料水を瞬時に蒸発させ、発生した蒸気を滅菌媒体としてチャンバー内に噴射しますので、内部蒸気発生式に比べチャンバー内の汚染が少なく、チャンバー内にヒーターアセンブリがないため使用できる積載スペースが広くなっています。
3.クリーンなスチームを毎サイクル使用
殺菌サイクル終了後の使用水は、リザーバーとは別に設計された回収容器に回収されるため、常にクリーンな水で生成した飽和蒸気を殺菌サイクル毎に供給することが可能です。
4.安全で耐久性の高い無溶接チャンバー
溶接されていない一体型チャンバーを採用することで、耐久性に優れ、サイクル進行中の加圧蒸気や真空の漏れなどのトラブルが不用意に発生しません。
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