また、大型のカラータッチスクリーンにて、リアルタイムで滅菌サイクルの進行状況を確認することができます。扉は自動上下スライド方式を採用し、力を加えることなくスムーズに上下に動くので、ヒンジ式に比べ、より安全で便利な大容量滅菌ができます。また、設置スペースが少なくて済むというメリットもあります。
自動スライドドアはシングルドアとダブルドアに分けられ、ダブルドアの利点は、滅菌後の再汚染のリスクを取り除くことができることで、滅菌された荷物はクリーンエリアに持ち出すことができます。ダブルドアタイプの滅菌器は、一般的にローディングエリアのフロントドアからチャンバー内の滅菌対象物をロードし、クリーンエリアのリアドアから滅菌対象物をアンロードするよう設計されています。2つのエリアは、滅菌後の再汚染を防ぐためのバイオシール装置によって完全に分離・遮断されるべきであり、ドアは同時に開かないように自動的に制御されるため、フロントドアはリアドア開放中に閉じるか、自然に逆に動作します。
2.多彩なサイクルプログラムと自己診断機能
5種類の基本サイクルプログラムと2種類のテストサイクルプログラム(真空リークテスト、空気抜き性能テスト)を内蔵していますので、被滅菌物の材質(繊維、金属器具、ボトル入り液体)に応じて、適切なサイクルプログラムを選択して滅菌を行うことができます、
---