本機は、独自の縦型円筒形チャンバーとモーター駆動の自動ドアを採用しており、手動ドアに比べ、チャンバーの出し入れや滅菌器の操作がはるかに便利で安全です。この縦型チャンバーは、他の小型滅菌器よりも広いチャンバーを限られたスペースで使用することができ、液体の滅菌に最も効果的で、臨床検査や研究機関で大きなガラス瓶に入った液体を滅菌する際にも有効です。また、液晶モニターにリアルタイムで滅菌状態をデジタル表示するため、オペレーターはサイクルの進行状況を容易に確認することができます。
2.多彩な滅菌サイクルと自己診断プログラム
被滅菌物や包装形態に合わせて5種類の滅菌基本サイクルプログラムを用意していますので、作業者は適切なサイクルプログラムを選択し、簡便に滅菌を行うことができます。特にガラス瓶に入った液体を安全かつ効率的に滅菌することができ、滅菌条件に応じて基本サイクルプログラムのパラメーターを任意に変更することが可能です。万一、運転中にエラーが発生した場合は、自己診断プログラムにより、LCDモニターにエラーコードが表示され、音声アラームとともに、運転中のサイクルが自動的に中断され、職場の安全が確保されます。
3.サイクル実行データの保存とユビキタス機能
少なくとも11年間実施されたサイクル実績は、順にコントロールユニットに保存されます。
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