IH-SR Langendorff Core Systemは、マウス、ラット、モルモットなどの小型げっ歯類を対象とした、Langendorff逆行性灌流モードによる分離灌流心臓実験の出発点となる装置です。
このコアシステムには、基本的なランゲンドルフ実験を行うために必要な主要機器がすべて含まれています。IH-SR ランゲンドルフシステムを完全に機能させるには、さらにコアシステムのオプションや以下のような他のコンポーネントを選択することが必要です。
定圧灌流の方法
種特異的な添加物(カニューレ、バッファーリザーバーおよびバルーン)
希望するデータ収集システム
IH-SR Langendorff Core Systemは、60ml/minまでの大動脈流量に対応する完全排出型ワーキングハートシステム(Neely社による)にアップグレードすることが可能です。その他のオプションにより、測定やアプリケーションに応じた機能を追加することができます。
先進のシステム設計
先進的な設計により、使いやすさと優れた測定安定性を実現すると同時に、より高度な機能へのアップグレードにも柔軟に対応します。
IHシリーズのシステムは、一定の圧力を得るために高い水柱を使用せず、代わりに他の安全な方法(スターリング抵抗器またはフィードバックベースの灌流コントローラー)に依存し、システムのすべての部分を簡単に手の届くところに置いておくことができます。
大動脈ブロックは、水ジャケット付きの上部および下部IH-SR心臓チャンバーに完全に収められ、熱的に安定したパースペックスから精密に加工されています。この設計により、正確な温度制御と安定性を実現し、マウス心臓灌流に最適な選択となります。心室が大きいため、LVPやペーシングに加え、ECGやMAPの記録が必要なアプリケーションに適しています。
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