アデノ/ロタコンボテストは、ヒト便検体中のアデノウイルス・ロタウイルス抗原を迅速に検出するためのin vitro定性イムノクロマトアッセイです。検査結果は、ロタウイルス感染症の診断や治療効果のモニタリングに役立ちます。
説明
アデノ/ロタコンボテストは、ヒト便検体中のアデノウイルス・ロタウイルス抗原を迅速に検出するためのin vitro定性イムノクロマトアッセイです。検査結果は、ロタウイルス感染の診断や治療効果のモニタリングに役立ちます。
検査原理
アデノ/ロタコンボテストはサンドイッチ固相イムノクロマト法です。検査を行うには、希釈した便検体のアリコートを検査カードのサンプルウェルに加えます。
カードに加えます。検体は、アデノウイルスおよびロタウイルスに対する抗体と赤色コロイド金とを結合させたパッドを通過します。検体がアデノウイルスやロタウイルスの抗原を含んでいる場合、抗原はコロイド金粒子にコートされた抗体に結合し、抗原-抗体-金の複合体を形成します。これらの複合体は毛細管現象によりニトロセルロース膜上をアデノウイルスおよびロタウイルス特異抗体が別々に固定化されたテストライン領域に向かって移動する。複合体がテストラインに到達すると、膜上のウイルスに対応する抗体と結合してラインが形成される。赤色のコントロールラインが常に結果ウィンドウに表示され、検査が正しく実行され、検査装置が正しく機能することを示します。ウイルスが存在しないか、検査の検出限界より低い場合は、コントロールラインのみが表示されます。
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