高精度な連続分注を実現する
世界最小・最軽量(※)のペン型電動ピペット
現在、研究者によるピペットを使った滴下作業の95%は手動で行われていると言われています。手動で行う滴下作業は、人によって正確性や再現性にばらつきが生まれるだけでなく、意外と重量のあるピペットを使った作業を繰り返すことで、腱鞘炎に悩む研究者も多くいらっしゃいます。ペン型電動ピペット「pipetty」は、駆動部に当社のコア技術であるマイクロアクチュエータを搭載することで、コンパクト設計と部品点数の削減を実現。世界最小・最軽量ながらも、ハンドウォーミングによる精度悪化の改善や連続分注機能を搭載し、高精度な滴下作業をサポートいたします。
1長さ135mm、重さ75g
世界最小・最軽量の電動ピペット
電動ピペットは重くて大きいというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?「pipetty」は、当社のコア技術であるマイクロアクチュエータを搭載することで、小型化・軽量化を実現しています。また、通常の「プランジャー式」プッシュ操作に加え、筆記スタイルの「ペン式」プッシュ操作が可能です。ペンのように持つことで、小さなウエルやチューブへの分注も容易に行えます。
2吸入した量を設定回数分一定量ずつ吐出する高精度の等量連続分注
電動と手動のピペットを比較した際、大きく異なる特徴のひとつが、「連続分注」機能。吸入した量を設定回数分一定量ずつ吐出することが可能で、作業効率化を実現します。特に「pipetty」は連続分注精度を保証しており、他社のピペットと比べて検査結果のばらつきが小さいのも特徴です。そのため、検査結果にピペットの分注精度が大きく影響する、PCR検査にも最適なピペットです。
3ハンドウォーミングによる精度悪化を防ぐ世界唯一の機能を搭載
従来のピペットは、手の熱がピペット内部に伝わることで分注精度が悪化する「ハンドウォーミング」の問題がありました。手の熱がピペットにどの程度影響を及ぼすかを測定した結果、開始から約20分でピペット本体外側の温度は5.8℃上昇し、分注精度は1.8%変化しました。「pipetty」は温度センサーを搭載し、温度によって分注量を自動補正する、世界唯一の特許機能を持つ製品です。
4国内メーカーならではのきめ細やかで迅速なアフターサポート
当社のコア技術であるマイクロアクチュエータは、プラスチック歯車を使用しているため、金属歯車と異なり自己潤滑性が高く、摩耗することもないので、寿命が長いと言われています。また、当社は、国内メーカーとしてお客様に安心して製品をお使いいただくため、アフターサポートに力を入れています。万が一、故障があった場合にも、国内であれば1週間以内には修理・代替品のご用意が可能です。