膵炎は、様々な原因で活性化された膵酵素によって自己消化が起き、結果として膵臓やその他の主要な臓器に炎症と障害が引き起こされる病気です。短期間で軽快する軽症から、多臓器不全で死に至る重症までさまざまなケースがあります。
膵炎は診断が遅れると、ときに重症化し生命に関わることがあるため、初期診療が特に重要になります。しかし下痢、嘔吐、腹痛、元気消失などの臨床症状は他の消化器系の病気との鑑別がむずかしいケースが多く、初期や軽症例では診断が困難なことが少なくありません。
スナップ・cPLは、院内で迅速に膵炎の可能性を判定するための院内検査キットです。 検査結果が正常値であれば膵炎の可能性を除外できうること、高値であれば膵炎の可能性が否定できないことを迅速に伝えます。