Aspirポンプは食品加工、製薬、化学産業での使用に適したサニタリー型サイドチャンネル自吸式ポンプです。空気やガスを含む材料の送液用に特別に設計されており、事前のプライミングによる負圧吸引やろ過装置との併用も可能です。ワイン、オイル、シロップ、アルコール、アセトン、その他の溶剤などの揮発性製品、または沸点に近い温度の製品に使用できます。しかし、このポンプの主な用途はCIPリターンです。
動作原理
インペラーはサクションケーシングとディフューザーの間に収納され、ポンプシャフトと連動して回転します。この配置、インペラの回転、サイドチャネルの位置により、サクションケーシング内に負圧が発生し、ポンプの吸引力が発生します。同時に、流体は運動エネルギーと圧力エネルギーの形でエネルギーを受け、これが吐出ケーシングを通過する原動力となります。
設計と特徴
アスピアは、冷間成形ステンレス製吐出ケーシング、鋳造ステンレス製吸込ケーシング、ディフューザー、ランタン、星形固定インペラ、スプリングと製品の接触を防ぐ外部メカニカルシールで構成された遠心ポンプです。
モーターはIEC規格に準拠しており、ステンレス鋼板製のシュラウドで保護され、衛生的に設計された高さ調節可能な脚が付いています。
材質
製品に接触する部分 ステンレス鋼 AISI 316L (1.4404)
その他のスチール部品 ステンレススチール AISI 304 (1.4301)
製品に接触するガスケット EPDM
---