FP-8350は非常に感度の高い分光蛍光光度計で、生物学、環境、教育ラボ、基幹施設など幅広い用途に使用できます。自動カットオフフィルター(標準装備)により、2次散乱によるピークを除去し、アーチファクトのないスペクトル測定が可能です。オートゲインとオートSCSは、濃度や蛍光強度の差が大きいサンプルのS/Nを最適化し、広いダイナミックレンジを提供します。これにより、オンスケール測定のためのスペクトルバンドと感度設定の調整という手作業の必要性が軽減されます。
シングルセルおよびマルチセルのペルチェアクセサリーは、分子コンフォメーションやフォールディングなどの熱研究に卓越した温度制御を提供します。
自動化された広波長偏光子は、結合現象を調べるための異方性など、さまざまな実験に使用できます。ラピッドキネティクスと滴定測定は、完全に統合されたストップフローユニットおよび自動滴定装置を使用して自動化できます。固体サンプルは、粉末、フィルムなどの専用ホルダーで測定できます。
特徴
高感度 S/N 8000:1(代表値
SBW 1.0 nmまでの高分解能
光源
シールドランプハウジング付き連続出力Xeアークランプ(150 W) 寿命3000時間
光源(検証用
内蔵、選択可能な低圧水銀ランプ
測光システム
Xeランプの強度出力をモニターする単色光を使用した比光度計システム
モノクロメーター
改良型ローランドマウントのホログラフィック凹面回折格子
所要電力
270VA
設置環境
温度15~35°C、
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