日本電子の独自技術により、高速・高感度の分析が実現した。
JMS-TQ4000GCは、日本電子のハイエンドGC-MS開発で培った技術と経験を結集して開発されました。
3つの技術で正確な定量値をより早く提供します。
イオン蓄積とパルスイオン放出が可能なショートコリジョンセルにより、高感度・高速測定を実現。業界最速1,000トランジション/秒の高速SRMスイッチングにより測定時間を短縮。トータル分析スループットの向上が可能です。
技術1 イオン蓄積
ショートコリジョンセルは、イオンを一定時間蓄積し、パルスとして放出します。パルスイオン放出と信号取得のタイミングを同期させることで、信号のノイズレベルを低減し、高感度分析が可能です。
技術2 ショートセル
ショートコリジョンセルを使用することで、セル内に蓄積したイオンを短時間で排出することができます。これにより、SRMチャンネル間のイオン相互作用(クロストーク)がなく、高感度と業界最速のSRMスイッチングスピードを両立しました。 技術3 高速GC
高速GC技術(小径・短尺のキャピラリーカラムを使用し、オーブン温度の昇温速度を高速化)は、測定時間を短縮し、ルーチン分析を大幅に迅速化します。高速GCのクロマトグラムはピーク幅が狭くなるため、高速トランジションが要求されます。ショートコリジョンセルテクノロジーにより、感度を損なうことなく高速トランジションが可能です。
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