犬の血液中のICHV、CPV、CDV抗体を蛍光免疫クロマトグラフィーで定量的に検出した。基本原理:硝酸繊維膜上にT1、T2、T3、Cラインがある。結合マットは3つの抗体を特異的に認識できる蛍光ナノ材料マーカーを噴霧し、サンプル中のCPV / CDV / ICHV IgG抗体はまずナノ材料マーカーと結合して複合体を形成し、次にクロマトグラフィーを上向きにして、複合体は対応するT1、T2、T3ラインと結合し、励起光が照射されると、ナノ材料発光蛍光信号が発生し、信号強度とサンプル中のICHV、CPV、CDV抗体濃度が正の相関関係になる。
詳細
検出目的感染性犬肝炎ウイルス(ICHV)はアデノウイルス科に属し、犬の急性敗血症性感染症の原因となります。犬のICHV IgG抗体の含有量を検出することで、体の免疫状況を反映することができます。犬パルボウイルス(CPV)はパルボウイルス科パルボウイルス属に属し、犬に重篤な感染症を引き起こします。犬のCPV IgG抗体の含有量を検出することで、体の免疫状況を反映することができます。犬ジステンパーウイルスI型(CDV)は、パラボウイルス科麻疹ウイルス属に属し、犬に重篤な感染症を引き起こします。犬ジステンパーウイルスI型(CDV)のIgG抗体量を測定することで、犬の免疫状態を知ることができます。臨床的意義:1)予防接種前の評価、2)予防接種後の抗体価の検出、3)ICHV/CPV/CDV感染の早期発見と診断。
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