Autosampler AS 6.1Lは、マイクロタイタープレート(高または低フォーマット)または最大108本の標準1.5mlサンプルバイアルを装備した場合、最大768ポジションからの注入が可能です。針の内部と外部を効果的に洗浄する手順により、サンプルのキャリーオーバーは大幅に減少します。このオートサンプラーはまた、高速でフレキシブルです。1回のサンプル注入サイクルは、ニードル洗浄を含めて1分未満です。フルループフィリング」(最高の精度と再現性)、「パーシャルループフィリング」(希釈シリーズなどの可変容量)、「μlピックアップ」(極少量のサンプルをロスなく注入)の3種類の注入モードをサポートしており、サンプルの使用量を最適化できます。ヘッドスペース圧機能により、サンプル取り込み中にバイアル内で気泡が発生するのを防ぎます。プレカラム誘導体化に対応しています。最大1240barの高圧注入用に、オートサンプラーにはILD™バルブ(中間ループ減圧)が装備されています。このバルブはローターとステーターの組み合わせで構成され、減圧用の中央ポートを備えています。高圧アプリケーションでは、サンプルループはサンプルを受け取る前に減圧されます。こうすることで、サンプルが溶媒で希釈されることはありません。バルブの切り替えが非常に速いため、圧力スパイクが減少します。分析精度が向上し、カラムの摩耗が減少します。
主な特長
高精度インジェクション
効率的なニードル洗浄による低キャリーオーバー
フルループ、パーシャルループフィリング、μlピックアップの3つの注入モードをサポート
ヘッドスペース圧力機能により、サンプル取り込み時の気泡を防止
技術データ
サンプル注入
オートサンプラー流路 - 分析
最大背圧 - 1240 bar
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