妊娠期・分娩期・産褥期の演習が可能な全身モデルです。部品を入れ替えによりさまざまな演習に対応します。分娩介助の演習においては仰臥位やフリースタイルの体位で演習が可能です。
概要
妊婦の外診から分娩期の内診、分娩介助、軟産道裂傷の縫合、産褥期の子宮底触診、
乳房ケアまでの演習が部品を入れ替えることにより可能です。
分娩介助の演習においては仰臥位やフリースタイルの体位で演習が可能です。
特長
実習内容 腹部触診~乳房ケアまで、一連の流れを演習できます
妊婦腹部触診
妊婦腹部触診モデル
■腹壁はやわらかい素材を採用し胎児や骨格の触診が生体に近い感覚になります。
■妊婦36 ~ 40週を想定しています。
■レオポルド4段触診法による視診、触診、計測診(腹囲、子宮底長)、胎児心音の聴診、乳房ケアの演習ができます。
■胎児の胎位・胎向を変えることで、胎位・胎向の診断や胎児先進部の固定状態、移動状態の診察ができます。
■胎児心音は心拍数を80 ~ 180回/分まで可変できます。
産婦の内診
内診モデル
■内診モデル用外陰部Ⅱ型は伸びがよくやわらかい素材で、膣壁が指にまとわりつく感触を感じられます。
■妊娠末期から分娩開始時のビショップスコア(子宮頸管の開大度、展退度、硬度、位置)を確認できます。
■子宮口の開大度が異なる3種類の模型と児頭模型を入れ替えて、児頭の下降度を 調整する事で、内診による分娩進行の診断をすることができます。
■児頭模型は矢状縫合と小泉門の位置の工夫により、児頭の回旋状態を確認することができます。
■外陰部には尿道口があり、導尿カテーテルの挿入手技ができます。