吸引カテーテルの挿入と吸引、経鼻経管栄養、胃ろうに関する手技の演習ができるモデルです。
概要
看護・介護分野での鼻腔内、口腔内、気管切開部からの吸引カテーテル挿入と吸引、及び経鼻経管栄養、また胃ろうに関するケアの手技が演習できます。
顔面部を正中で2つに分割することができ、実際の吸引カテーテル及び経管栄養カテーテルの挿入状態が確認できる構造になっています。
吸引
素材にシリコーンゴムを採用しておりますので、生体に近い外観と感触を持ち、臨場感のある演習ができます。
鼻腔内、口腔内の吸引カテーテルの挿入と吸引の演習ができます。
気管切開口から気管切開カニューレを通して吸引カテーテルの挿入と吸引の演習ができます。(鼻腔、口腔から気管支内へのカテーテルの挿入はできません。)
顔面部が正中で2つに分割でき、鼻腔、口腔、喉頭の解剖学的構造を理解できます。
また吸引カテーテルの挿入状態 を確認できます。
鼻腔、口腔、気管内に付属の模擬タンを入れて演習ができますので、実際の手技と同様に演習できます。
これにより、 吸引の演習効果が期待できます(模擬タンの粘稠度は水で調整できます)。
経管栄養 胃ろうのケア
顔面部が正中で2つに分割でき、鼻腔、口腔、喉頭の解剖学的構造を理解できます。また経管栄養カテーテルの挿入状態を確認できます。
胃底部まで経管栄養カテーテル挿入の手技ができ、カテーテル挿入の確認として気泡音の聴取及び胃液の吸引ができます。
腹部にろう孔があり、胃ろうカテーテルを取り付け、ろう孔や胃ろうカテーテルの洗浄やお手入れなど胃ろうのケアができます。
胴体内部に液体を受けるタンクがあり実際に栄養剤等を注入できます。看護・介護の現場と同等の手技を演習できます。
タンクには排液機能がありますので、タンクがいっぱいになり、液体が溢れ出す心配がありません。
内部は分解でき、メンテナンスを簡単に行えます。液体を受け止めるタンクは丸洗いできますので、衛生的にも安心です。