3740は2mLや50mLコニカル管といった、スタンダードなマイクロ冷却の遠心に加え、スイング・プレートロータにも対応している“欲張りモデル”です。
ちょっとした細胞の集菌やプレートの遠心であれば、ロータの追加購入だけで対応することができます。
ロータ交換はワンタッチ
3740はロータをドライブシャフトにセットするだけのワンタッチセット方式を採用しています。六角レンチなどの工具は不要で、用途にあわせてロータ交換も非常にスムーズにできます。
3700などマイクロ冷却シリーズ、
6200ともロータは共通
マイクロ冷却のそのほかのモデル3700/3780も、ハイブリッド冷却遠心機6200もワンタッチセット方式を共通で採用しているため、ロータを共通に使えます。すでに37シリーズや6200をお持ちの場合は、ロータの使いまわしなどができるので、より一層お得です。
アダプタ不要でPCRチューブの遠心が可能
AF-2724A、AF-2236ロータは、2mLチューブの穴の内側に、0.2mL PCRチューブ、0.5mLチューブの穴があいています。たとえば0.2mL PCRチューブをスピンダウンされる場合でも、アダプタを使わずに遠心することができます。
市販のコニカルチューブで20,000xgの高速遠心
コニカルチューブを高速遠心されたいという要望をよくお聞きしますが、高速遠心をすると、コニカルチューブが破損してしまう場合があります。AF-5004CHロータは特別な構造を採用することで、市販のコニカルチューブであっても22,140xgの高速遠心が可能です(弊社特許)。
マイクロチューブを15,000rpmで高速スイング遠心
フェノール・クロロフォルム抽出をされる場合などは、遠心分離の境界面を水平にした方が、ピペッティングがしやすいと聞いています。
MF-2236Aロータは2mL×24を15,000rpm/18,360xgで遠心でき、お客様にご好評をいただいています。