実施した腸管縫合手技を以下の5 つの項目で評価。日本内視鏡外科学会機技術認定医のご協力のもと、統計的根拠に基づいた世界初の評価基準を採用。
1. リーク(漏れ)なく縫合できているか*
2. 筋層の下の粘膜層まで縫合できているか*
3. 適切な結紮力で縫合できているか
4. 縫合した粘膜層の開口部面積はどうか
5. 縫合にどれだけの時間がかかったか
* = 成功判定
成功・不成功の判定基準になるリークテストは空気圧を利用しており、縫合部から漏れた空気によって評価します。
生体に近い4層構造の腸管シート
腸管シートは豚の腸管と同等の圧力値を示す材料を用い、各層は異なる柔らかさの素材を採用。
鉗子での把持や縫合糸をかけた際に人体に近い感触を実現しました。
実際の生体を用いずに実習できるため、実習準備や後片付けも容易です。
腹腔鏡下の腸管縫合評価:
ボディ内部に腸管シートをセットし、鉗子を使用して腸管縫合手技を実施。5項目での評価を行います。
直視下での皮膚縫合評価:
皮膚縫合のトレーニングも可能です。6項目での評価を行います。
鉗子操作トレーニング
トレーニングボックスを取り付けることで、鉗子操作のトレーニングも行えます。