標準グラジエントPCR装置LB-21GPCRは、ペルチェ方式を採用した密閉型サンプル設計の装置です。マウス操作により、従来のプッシュボタン操作が不要になりました。サンプル温度の均一性は12本の温度プローブを通して検出されます。密封されたサンプルは低温保存とドライクリーニングを保証します。独立したネットワーク接続により、複雑な操作や合理的なプログラム更新の不便さを解消。作業効率を向上させるため、PCR装置の診断とデータ交換のための遠隔操作ソフトウェアを備えています。
特徴
高精細LCD画面による設定パラメータの視覚的モニタリング
モジュール交換モード
調節可能な蓋ノブにより、様々なチューブサイズに対応
ハードディスクによるパワーダウン時のデータ保存メモリー
複数の角度調整が可能な上蓋
PC接続によるマルチコントロール操作アクセス
循環ネスティングが可能
耐食構造ユニット
用途
遺伝学、免疫学、ジェノタイピング、法医学などの分野で、勾配温度システム下でのDNA増幅に使用されます。
仕様
ウェルあたりの容量 - 0.5 mL
グラジエント速度 - 1 °C ~ 30 °C
グラジエントの均一性 - ≤ 0.2 °C
加熱および冷却速度範囲 - 0.1 °C / s ~ 4.0 °C / s
最大加熱速度 - ≥ 4 °C / s
最大冷却速度 - ≥ 4 °C / s
温度均一性 - ≤ ± 0.2 °C
温度精度 - ≤ ± 0.1 °C
蓋の温度 - 20 °C ~ 110 °C
最大サイクル数 - 299
周囲温度 - 5 °C ~ 30 °C
相対湿度 - < 90
データ保存プログラム - 1000
---