SimNewBは、米国小児科学会の協力を得て開発された、新生児を模したコードレスのシミュレータです。新生児蘇生の技能を高めると同時に、新生児蘇生の手順を具体的な方法で習得することができるよう設計されています。
SimNewB を使用すれば、生後 10 分以内に行う肺胞開存手技や高度な気道確保など、救急救命時の治療介入についてリアルなトレーニングを行うことができます。
適正な技術の実行方法を学ぶ
SimNewBの気道は、受講者が気道管理の手順を遂行するときの実際の感覚を把握できるように現実的な寸法と素材を採用して作られており、適切な抵抗感を備えています。
気道は、新生児の気道管理のあらゆる面についてトレーニングを行える仕様となっています。たとえば、陽圧気道装置を使用し、経口または経鼻ET管やLMAを配置して新生児の第一呼吸をサポートできるように、「湿性または硬性」の肺が持つ実際の感触が再現されています。
現場でのシミュレーショントレーニングに最適
コードレス設計を採用した SimNewB は、現場でのシミュレーショントレーニング、つまり臨床現場で実際設備とリソースを用いて医療チームのメンバーが参加して行うチーム単位のトレーニングに最適なシミュレータです。
チームワークが大切
新生児にとって最初の 10 分が極めて重要です。合併症が生じたときに備えて、高度な技能を持つ医療従事者のチームは質の高いケアを提供することができるように準備を整えていなければなりません。
SimNewB を採用することで、医療従事者は安全かつリアルなチーム環境で実習を行うことができます。チーム内の効果的なコミュニケーションスキルや対処方法を学ぶことで、患者の転帰を向上させることができます。
新生児の転帰を向上させるための提携
米国小児科学会(AAP)と共同開発したSimNewB新生児シミュレータにより、新たな機会が提供され、最新技術を新生児トレーニングプログラムに組み込むことができるようになります。
SimNewBと教育コンテンツの組み合わせは米国小児学会のような組織と開発および検証されているため、学習者は、新生児患者のケアに必要なスキルを習得でき、最終的に患者の転帰を改善します。
完全なトレーニング・ソリューション
チームシミュレーション
SimNewB を使用することにより、受講者は実際と同じ経験をシナリオの中で体感できます。
トレーニングシナリオは、実際の現場と同じ状況で実施し、機能横断型チームのコミュニケーションを強化・改善することができます。このように実際の状況をシミュレーションすることで、チームのメンバーとして早産児を評価、診断、処置する学習者の能力を強化することができます。