複数の異なる蛍光標識の組み合わせは、細胞や分子間の動態的な相互作用や三次元の関係を研究するために使用されることが増えています。 その目標は、細胞間結合、細胞の表現型およびタンパク質の 相互作用、共発現および共局在などの多数の複雑な生物学的事象を理解することです。 これらの研究を臓器や組織全体にスケールアップするには、適切な大容量のマルチカラー顕微鏡法が必要です。 DIVEとSTELLARISは統合され、柔軟なマルチカラー多光子イメージングの能力を提供します。 さらに、蛍光標識不要のイメージング機能を追加することで、実験の可能性を広げることができます。
共焦点ソフトウェアインターフェイスにシームレスに統合されたSTELLARIS 8 DIVEは、高速で優れたナビゲーションの利点を提供し、複雑なサンプルの動的プロセスを容易に研究 できるようになります。
これまで以上に鮮明にin vivoで分析する能力
STELLARIS 8 DIVEは、1 mm以上の深部観察が可能な柔軟なマルチカラー画像を提供します。 取得する蛍光波長を自由に調整可能なノンデスキャン検出器 4Tuneにより、最大4つの検出波長域を同時に取得することができ、また、シーケンシャルスキャンを用いることで、より多数の波長域を検出することができます。 蛍光色素の組み合わせに適応する柔軟性を提供します。 STELLARIS 8 DIVEを使用すると、億を超える蛍光色素分子の組み合わせで多光子実験を行うことが可能であり、神経接続、臓器構造、動的相互作用、細胞とタンパク質の空間的関係などの複雑なプロセスの研究をより詳細に研究できます。
STELLARIS 8 DIVEでは、4色以上を使用して関連するタンパク質を識別、覚醒マウスの海馬活性を観察、厚い固定化腸切片の構造を観察するなど、生きた試料での転移を研究することができます!
4Tune検出器による容易なDIVE
4Tuneノンデスキャン検出システム は、2~4個の検出器の装備が可能で、ハイブリッド検出器(Power HyD NDD)、光電子増倍管(PMT)、あるいはその両方を自由に構成できます。 蛍光は可変ダイクロイックとバンドパスフィルターを組み合わせることで切り分けられます。 全可視スペクトル(380~800 nm)で検出を自由に調整可能!