STED 技術は STELLARIS プラットフォームに統合され、回折限界を超えたイメージングの最速の手段を提供します。 試料の状態を保ちつつ、驚異的な画質と分解能によって、最先端のナノスコープ観察の結果を迅速に得ることができます。 STED の超分解能により、複数の動的イベントを同時に観察することを可能にし、細胞内における分子の関係性とメカニズムを調査することができます。
STED と STELLARIS はシームレスに統合されており、たった数回のクリックで共焦点インターフェイスから STED へ直接アクセスできるようになります。 あらゆる細部が明らかとなり、試料からさらに多くの知見を得られるようになります。
STED と STELLARIS: 超分解能を再び創造する
STED と STELLARIS はひとつの機器に統合され、優れた共焦点機能と超分解能の洞察力という利点を提供します。
POWER
次世代 WLL、最適化されたビームパス、高速 Power HyD 検出器、最大3本の STED レーザーラインのユニークな組み合わせにより、ナノスケールとスペクトル全体にわたって複数の事象を同時に研究できます。
POTENTIAL
最先端の画質と穏やかな生細胞条件を提供する、蛍光寿命に基づいた STED への新しいアプローチである TauSTED によって、STED 超分解能イメージングを次のレベルまで引き上げます。
PRODUCTIVITY
新しい ImageCompass ユーザーインターフェイスにより、驚異的な共焦点と STED の画像を簡単に取得し、数回のクリックで実験を設定できます。
STELLARIS にはシステムに STED を統合するための 2つのオプションがあります。 オールインワン STED ソリューションのSTELLARIS STEDと、自由なアップグレードを可能にする先進システムの STELLARIS 8 STED です。 どちらも同様の STED パフォーマンスを搭載しており、研究ニーズに最適な STELLARIS としての追加機能をオプションとして選択することができます。
STELLARIS 8 に搭載された STED の能力、最大 3本の STED ラインによる 2D/3D ナノスコープ観察を可能にする
440 nm から最大 790 nm までの励起を可能にする WLL
Power HyD S、HyD X、そして赤色蛍光アプリケーションに HyD R が搭載可能
TauSense に基づいて TauSTED が可能。また、FALCON の搭載により、完全な FLIM 解析に対応
その他のモダリティへ自在にアップグレードが可能(FALCON、FCS)