脳神経外科手術中に特定の解剖学的・生理学的特徴を視覚化することは、白色光または近赤外 ICG 蛍光のもとでは難しい場合があります。
FL560 蛍光モジュールは、明確な識別とコントラストを示しながら、非蛍光組織と蛍光領域の同時のリアルタイム観察を可能にします。
米国に拠点を置く皆様は、FL560 FDA 510(k) 認可とアプリケーションの詳しい情報について、こちらをクリックしてください。
ライカ マイクロシステムズ独自の FL560 フィルターは、蛍光励起光と観察スペクトルを効果的に分離するように設計されています。高品質のライカ顕微鏡光学系と組み合わせると、明確な識別と高コントラストを示す、生体組織と蛍光色素分子の単一リアルタイム観察像が得られます。
どのような蛍光色素分子が観察できるか
励起ピーク波長約 460 nm ~約 500 nm(青色)の蛍光色素分子
スペクトルバンドが約 510 nm 以上の緑、黄、赤色光からなるスペクトルの蛍光発光観察
ワークフローを簡素化
同時の解剖学的かつリアルタイムの蛍光可視化により、観察像をあちこち切り替えるためにワークフローを中断する必要がなくなります。
顕微鏡の完全統合により、ハンドグリップまたはフットスイッチで 1 クリックするだけで、FL560 モードが有効になります。他の蛍光モードを組み込むことを選択した場合でも、1 クリックだけで切り替え可能です。
記録と表示が容易
観察像をチームで共有し、鮮明な高精細 FL560 蛍光ビデオを簡単に取得できます。
顕微鏡モニターの HD表示により、手術室のチーム全体による観察が可能です
白色光および FL560 モードでの HD記録技術は、複雑な症例の記録、プレゼンテーション、教育にとって理想的です
モード制御技術により、蛍光および白色光モード向けに最適化された適正なビデオ表示と記録設定が有効になります