照明およびコントラスト法は、あらゆる種類の実験と試料の観察にとって非常に重要です。これらは隠れた細部を明らかにし、オペレーターが的確な結論を導き出すのに役立ちます。
TL3000 Ergo & TL5000 Ergo 透過光ベースの照明およびコントラストオプションは、高解像度(NA 0.73 または NA 0.9)、高い色再現性、最適なコントラストにより試料からより多くの構造的情報を引き出します。
より多くの細部を観察し、判断を下すことができます:
ライフサイエンスには線虫、ゼブラフィッシュ、卵母細胞
工業用には、樹脂、空気含有物、シリコン
法医学用途には繊維、毛髪
地学には地質学の試料
最適な解像度とコントラストで全体像を把握
スライダーを動かし、高いコントラストと妥協のない解像度を同時に体験できます。オペレーターは微小な細部を高解像度で容易に観察し、画像を取得することができます。
ライカの TL ベースの先進的な光学デザインコンセプトにより、もう妥協する必要はありません。
画像: ゼブラフィッシュの卵:(右)発生過程のゼブラフィッシュの個々の細胞、心臓内の赤血球、血流を明確に確認することができます。
最大 30% 増加した色彩で観察・画像取得*
ライカは、試料のすべての色彩を効率的に明らかにする透過光ベース用の LED を開発しました。
これによって、リアルで鮮明な色彩を可能にし、より多くの細部を判別することができます。
画像:マウスの胚の多色染色部位:ライカによる画像はより多くの色を示しています:茶、赤、青の染色はより鮮明で、染色された器官に関するより多くの情報を明らかにします。
TL3000 Ergo:広い視野での手動ルーチン観察向け
ライカ TL3000 Ergo は、直観的な手動操作に対応しています。各種コントラストオプション(明視野、ロッターマンコントラスト法、暗視野(ワンサイド)により容易に観察できます。 コントラストの微調整は、1 つのノブを回すだけで簡単に行えます。
スタンドは完全にコード化され、ライカ ソフトウェアに対応しています。そのためすべての重要なパラメータが取得した画像と一緒に保存されます。これによって LAS および LAS X ソフトウェアの保存&呼び出し機能を使用することができます。
このスタンドはライフサイエンス向けに以下を提供します:
あらゆる状況下において少ない自家蛍光
周囲温度よりも最大 6°C 間接的に冷却(ファン無し)
インキュベーションシステムとステージインサートをシームレスに組み込み
TL5000 Ergo:高倍率での完全に自動化された作業に対応
TL5000 Ergo では、スタンドのすべての設定をソフトウェアを介して管理・制御でき、どんなタイプのプロジェクトでも最適に管理することができます。
スタンドの手動プッシュボタンを操作することで各種コントラスト法(明視野、ロッターマンコントラスト法、または暗視野(ダブルサイド)を順に切り替えられます。 コントラストの微調整は PC を介して、または希望する結果が得られるまで手動で調整します。ソフトウェアの保存&呼び出し機能を使って過去のプロジェクトの観察条件を再現することができます。
高精度な観察のための利点には以下が含まれます:
電動コントラストフラップ。自動的に顕微鏡の解像度に調整し、最適なコントラストが得られるように散乱光を低減します
スタンドの LED 上にフラップを巧妙に配置することで自家蛍光を低減します
培養システムとステージインサートをシームレスに組み込み