費用対効果の高い遺伝子発現解析手法
スクリーニングプロジェクトに
早期のプーリングやバッチ処理により、時間を大幅に短縮できます。
数検体から36,864検体まで簡単に拡張可能
QuantSeq-Poolは、サンプルバーコーディング、早期プーリング、1回の反応で最大96サンプルのバッチ処理により、最大36,864サンプルのマルチプレックスに容易に拡張できるワークフローを提供する、大規模スクリーニングプロジェクトにおける遺伝子発現プロファイリングの最適なソリューションです。
高いストランド特異性
QuantSeq-Poolは99.9%以上の優れた鎖特異性を維持し、リードをゲノム上の対応する鎖にマッピングできるため、アンチセンス転写物や重複遺伝子の発見と定量が可能になります。
ダイレクトカウンティングによる遺伝子発現の定量化
1つの転写産物につき1つのフラグメントが生成されるため、長さの正規化が不要です。これにより、遺伝子発現値をより正確に決定することができ、QuantSeqは遺伝子発現研究においてマイクロアレイや従来のRNA-Seqに代わる最良の選択肢となります。
シンプルなバイオインフォマティクス解析
ジャンクション検出を省略することで、リードマッピングを簡略化しています。リードは、ジャンクションがほとんど存在しない転写産物の最末端3′に生成されます。そのため、TopHat2の代わりにBowtie2などを使用することで、データ処理を高速化することができます。
ユニークな分子識別子
UMIはQuantSeq-Poolにビルトインされており、プロトコルの最初のステップで導入されます。UMIは10ヌクレオチド長で、Read 2の開始時に読み出されます。PCRの重複を特定し、増幅バイアスを排除するためにUMI情報を使用します。
---