このモノクローナル抗体はELISAでヒトIL-21を特異的に検出することができる。
推奨
細胞培養上清中に検出可能なレベルのIL-21を保持するために、ビオチン化mAb MT21.3mを細胞培養中に含めることができる。この抗体は分泌されたIL-21に結合し、IL-21がそのレセプターと相互作用するのを防ぐ。このようにして、IL-21は溶液中に保持され、ELISAで定量することができる。この目的のため、MT21.3m は保存料を使用していません。mAb MT21.3mは、MabtechのヒトIL-21 ELISAキット(製品3540-1Aおよび3540-1H)および抗ヒトIL-21 mAbsとの使用に最適化されていることにご注意ください。
製品詳細
製品 - 抗ヒト IL-21 mAb (MT21.3m) アジ化物フリー、ビオチン
分析対象 - IL-21
結合体 - ビオチン
免疫原 - リコンビナントヒトIL-21
宿主 - マウス
反応性 - ヒト, 非ヒト霊長類
特異性 - ネイティブおよび組換えヒト IL-21
交差反応性 - カニクイザル由来の IL-21 と交差反応する。詳細については、下記の交差反応性ガイドのセクションをご確認ください。
精製 - in vitro培養からプロテインGアフィニティークロマトグラフィーで精製。
ビオチン化 - ビオチンのN-ヒドロキシスクシンイミドエステルとの反応によりビオチン化。
濃度 - 0.5 mg/ml
で供給 - PBS、防腐剤不使用。滅菌フィルター(0.2 µm)。
内容物 - モノクローナル抗体 MT21.3m、ビオチン化。ビオチン化モノクローナル抗体 MT21.3m、0.5 mg/ml、PBS、保存料不使用。
分析対象
インターロイキン21(IL-21)は主にCD4 T細胞(特に濾胞性T細胞とTh17)から分泌され、免疫応答の重要な調節因子である。Th17細胞にとって、IL-21はTh17の発達を維持する自己分泌調節因子である。
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