RFラテックスは、ヒト血清中のリウマトイド因子(RF)を測定するための定性・半定量イムノアッセイです。RFラテックスは、他の臨床所見や検査所見と合わせて関節リウマチの診断の補助として使用されます。このイムノアッセイは、専門家による体外診断用の手動測定用に設計されています。
診断の妥当性
関節リウマチ(RA)の診断には、IgGのFc領域に対する抗体であるリウマトイド因子(RF)の測定が用いられます。これらの抗体RFは、関節リウマチ(RA)患者の70〜80%の血清中に存在し、米国リウマチ学会によるRAの分類基準の一部として同定されている。発症の数年前にRFが存在すると、RAのリスクが5〜40倍高くなる。高濃度のRFは、関節の破壊が早く、より重篤な疾患と関連することが多い。さらに、リウマチ結節、多発性神経炎、血管炎、シッカ症候群のような関節外症状を有する患者にも認められる。
適応 - 関節リウマチ
説明 - ヒト血清中のリウマトイド因子(RF)を定性および半定量的に検出するラテックス凝集試験
形式 - 凝集スライドとヒトIgGでコーティングされたラテックスビーズ
インキュベーション時間 - 2分
サンプル量 - 40 µL血清
測定数 - 100 (100 x 1)
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