ポジトロン断層法（PET）前臨床画像システム MultiScan™ LFER150

マイクロX線CT小動物用

MultiScan™大視野極限分解能PET/CTシステムは、高空間分解能と高定量精度の分子イメージングを、あらゆる可能性のある非ヒト霊長類（NHP）研究をサポートするガントリーで提供します。 Tera-Tomo™の3D PET再構成の微細結晶針と高度な検出器モデリングにより、1 mmの構造物の解像が可能です。高度に洗練された検出器技術とデッドタイム推定により、150 MBq (4mCi)の放射能レベルまで97%の定量精度を維持します。 PETとCTの両方が全く同じ空間の領域を撮像できるため、単一視野の検査で患者の移動が不要になります。検出器ヘッドが自由に傾くので、覚醒動物でも視覚刺激による撮影が可能です。 特長と利点 小さな構造の定量的解析のための卓越した空間分解能 脳の黒質や肺の結核性肉芽腫のような小さな対象物の正確な定量化には、高い空間分解能が必要です。 MultiScan™ LFER 150 PET/CTは1mm以上の空間分解能を達成することができます。 これは、NEMAの画質テストにおいて、2mmのロッドで75%以上の回復率に相当します。 正確な検出器モデリングとTera-Tomo™ 3DPET再構成における減衰・散乱補正を使用することで、直径15cmの水で満たされたファントムで測定した場合、5%以上の均一性を達成しています。 時間領域と放射能領域の両方で卓越した定量精度 11Cや15Oのような半減期の短いアイソトープや、細胞追跡のようなスキャン時間の長いアプリケーションでは、幅広い放射能レベルで優れた定量精度が要求されます。