MYKODERMOASSAY TRIOは、ポケットペット、ペット、農作物などの動物用関連皮膚糸状菌を定性的に検出するための培養液(DTM/ESA/SAB)です。
皮膚糸状菌症/白癬菌は、ポケットペット、ペット、農作物、そして人間(人獣共通感染症)において最も頻繁に見られる感染性皮膚疾患に属します。皮膚糸状菌は、ケラチン(皮膚、毛、爪、角)を炭素源とする糸状菌であり、この糸状菌によって引き起こされます。
獣医学的に最も臨床的な種は、Trichophyton (T. verrucosum)、Nannizzia (N. gypsea [Early Microsporum gypseum], N. persicolor [Early Microsporum persicolor / Epidermophyton persicolor / Trichophyton mentagrophytes]) および Microsporum (M. canis) です。白癬の発症には、年齢や免疫抑制のほかに、飼育環境(特にペルシャ猫)や飼育環境(繁殖、動物保護、狩猟犬、多頭飼育)、旅行、授乳(子犬への感染)、外部寄生虫による病気や衰弱などが重要な役割を果たす。また、温暖で湿度の高い気候も発症の誘因となります。
臨床的に皮膚糸状菌症が疑われる場合(斑点状、斑点状の脱毛領域、多くは非掻痒性)、皮膚糸状菌特異的培地を用いた真菌培養が最も信頼できる方法として知られています。
MYKODERMOASSAY TRIOは、最も重要な3つの皮膚糸状菌の培地を組み合わせた革新的なペトリ皿形式です。このフォーマットでは、DTM培地とESA培地がそれぞれ色変わりすることにより、臨床的に疑われる診断を迅速に評価することができます。
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