ワークフロー管理研究室用オートマトン MGIGLab-L

ハイスループット

MGIGLab-L自動NGSライブラリ調製生産ラインは、NGSライブラリ調製を簡単に自動化するカスタマイズされた高機能な超高スループット生産ラインです。MGIGLab-Lでは、自動軌道ロボットを利用し、それぞれに異なるMGIと他社の機器を統合し、簡素化したワークステーション設計を採用したことで、NGSライブラリ調製の全プロセスの自動化を達成しました。これにより、年間で100万サンプルが提供できることになります。 機能 効率性： 個々の自動化装置から全プロセスに至るまで、24時間・年中無休で稼働します。 インテリジェント化 制御と並行した、高度なスケジューリングによる、生産・機器の階層的管理が可能です。 安定性: 簡素化したワークステーション設計のため、相互に干渉することなく個々のプロセスが実施できます。 統合性： MGIとそれとは異なる用途を持つ他社の機器とを柔軟に統合しています。 リアルタイム性： 各種センサーによる検出とバーコードスキャニングによる管理で、リアルタイムでの生産モニタリングが可能です。 安全性： 総合的なハードウェア保護を提供し、ソフトウェアエラーを管理することにより、サンプルや検査技師に対し最大の安全を保証します。 パフォーマンス 中心となる機器を自社開発し、専門的なライブラリ調製の自動化を実現 マイクロプレート分注ロボット スカラ軌道ロボットにより、機器の間でのマイクロプレート分注が可能。 高スループット自動サンプル調製システム グリッパー付きの96チャネルの高精度ピペットヘッドを備えるとともに、PCR装置と温度制御モジュールを統合。これにより、核酸の抽出・精製、酵素反応、製品の精製を実施。 マイクロプレート保管庫 - 室温下で消耗品と試薬を保管・提供。 ヒューマンマシンインタラクションエリア 生産ライン管理センターとヒューマンマシンインタラクションインターフェース マイクロプレート引き渡し窓 PCRの前と後のエリアを物理的に離したことで、相互汚染を防止。 他社の機器と統合したことで、生産ラインの応用性を拡大 分注ワークステーション 濃度の測定準備、濃度の標準化、プーリング マイクロプレート読み取り装置 サンプル、中間生成物、最終生成物の濃度を測定。 マイクロプレート密封装置 中間生成物、最終生成物のプレートフィルムを密封。 自動プレートシール剥離装置 サンプル、試薬、中間生成物のプレートフィルムを剥離。 遠心分離機 サンプル、試薬、中間生成物のプレートから遠心分離を実施。 低温放置と保管システム サンプルと試薬を低温下で保管・提供。