RSRC シリーズの回転管状炉は、連続して運搬されるチャージ材料を短時間で加熱するプロセスに特に適しています。これらの回転管状炉は、大変フレキシブルなので、さまざまな目的に使用できます。回転管状炉は簡単に傾けて、目的温度にすることができます。材料は上の管端に連続して供給されます。管の加熱された領域を通って、下の管端から落ちます。熱処理の時間は、傾斜角度、回転速度、作業管の長さ、および、チャージ材料の流動特性によって異なります。オプションの閉式ガスパージシステムを取り付ければ、回転管状炉を、定義された雰囲気下、または、真空でのプロセスに使用できます。プロセス、チャージ、および、必要な最高温度に応じて、さまざまな材料製の作業管を使用できます。
標準タイプ
石英ガラス製の両面開放型作業管
N タイプの熱電対
両側が開いたセラミック作業管 C 530
S タイプの熱電対
半導体リレーによる低騒音の加熱動作
ヒーターエレメントは支持パイプに熱を放出します
外気温を低温に保つためさらに冷却するステンレス圧延板からなる二重壁構造の ケーシング
EC 規則 No 1272/2008(CLP)に基づいてヒトに対する発がん性がないと分類されている断熱材だけを使用
駆動装置は約 0.5~20 回転/分で調整自在
回転炉の傾斜角度を示すデジタル表示器
炉ケーシングを開くことができるので、作業管を容易に交換できます(開く際の温度は 180 °C 未満)
コンパクトな装置、炉が下記設備とともに台枠に取り付けられています。
傾斜角度を調節するクランクのある手動スピンドルドライブ
統合されたコントローラーと開閉装置
移動用ローラー
操作説明書の枠内における規定どおりの使用
ナーバサーム・コントローラー用NTLog Basic、プロセスデータをUSBスティックに記 録
コントローラ B500(それぞれ 4 つのセグメントのある 5 つのプログラム)
付属装置
作業管内の温度計測による装入制御
温度均一性を最適化するための3ゾーン型設計
さまざまなプロセス要件に対応する代替作業管