Orbit 16 TC(オービット16)は、人工脂質二重膜を用いた実験における、脂質膜の形成/膜タンパク質の再構成/単一チャネル電流の測定を簡単に行うことができます。
一度に16 chの人工脂質二重膜を迅速に自動形成し、完全同時測定を行うことで、人工脂質二重膜実験を用いた実験におけるpainting法の苦痛から研究者を解放します。
Orbit 16 TCの特徴と優位性は以下の通りです。
16chの人工脂質二重膜をボタン一つで自動形成/同時測定が可能
低ノイズ、高帯域幅での完全同時測定
温度コントロール可能(5~50℃)
専用の測定ソフトウェア同梱
標的チャネルタンパク質を直接再構成または、プロテオリポソームで膜融合
イオンチャネル:電位依存性、リガンド依存性、温度依存性
ナノポア、抗菌ペプチド、トキシンなど...
ティスポ式 MECA 16 TC チップによる低コスト実験
Orbit 16 TC は 専用の低ノイズ16 chアンプ (Elements社 S.R.L.) を搭載し、広帯域幅での16chの脂質二分子膜の完全同時測定を行うことができます。
Orbit 16 TC バイレイヤー用プラットフォーム構成
Orbit 16 TC システムは、レコーディングステーション、内蔵型のElements社製 e16n バイレイヤーアンプ、温度制御システム、専用のワークステーション(PC)で構成されています。