Orbit mini(オービットミニ)は、超小型のバイレイヤーワークステーションです。人工脂質二重膜を用いた実験における、脂質膜の形成/膜タンパク質の再構成/単一チャネル電流の測定を簡単に行うことができます。薬物作用の評価や膜タンパク質の機能・構造解析に最適です。
Orbit miniの特徴と優位性は以下の通りです。
スタンドアローンの超小型ターンキーシステム
4ch の低ノイズアンプ内蔵
温度コントロール可能(オプション) - 自動冷却 & 加熱
最高のバンド幅による低ノイズ測定
4ch 同時測定によるスループット向上
専用の記録ソフトウェア同梱
ターゲット分子は直接導入、または(プロテオ)リポソームとして融合
イオンチャネル:電位依存性 & リガンド依存性、温度依存性
ナノポア、抗菌ペプチド、トキシンなど...
MECAチップによる低コスト実験
Orbit mini は超小型の4chアンプを内蔵し、高いバンド幅による低ノイズ測定を実現しました。特別な追加設備は必要なく、どこでも脂質平面膜実験が行えます。さらに Orbit mini 独自のシステム設計により、測定チャンバー内の温度制御においてノイズ発生がありません。
Orbit mini の完全なプラットフォームは、4chアンプ(Elements社 s.r.l.)内蔵のレコーディングユニット、コンピュータ制御で測定チャンバーの動的冷却及び加熱を行う温度コントロールユニットから構成されます。Ionera社の MECA 4 ディスポ式測定チップはペインティング法による平面膜形成と4箇所の脂質平面膜の同時記録に使用します。