NETZSCH directA は、温度変調条件下で測定された熱重量測定データを直接解析するためのソフトウェアです。このソフトウェアは、1回の変調熱重量測定から化学反応の活性化エネルギーを、測定全体にわたる時間、温度、反応転化率の連続関数として計算します。
データのインポート
このソフトウェアは、ASCII形式のプレーンテキストでデータをインポートすることができます。これらのデータファイルは、測定器に接続されたソフトウェアからエクスポートして作成できます。また、Microsoft® Excelからタブ区切りのASCII形式でエクスポートすることもできます。分析に使用するデータは、時間間隔が空いている必要があります。
データのインポート時に、時間、温度、変調された熱重量信号の列番号を指定する必要があります。さらに、温度振幅と振動周期も必要です。
インポートされたデータは信号の種類によって表示されます:TG、DTG、変調温度。X軸は時間、温度、反応変換です。
分析
計算されたデータの解析は3つの異なる方法で行われます:標準法、線形法、非線形法。
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