ロザンド RH7 および RH10 の床置き型キャピラリーレオメーターの堅牢な「H」型フレーム設計は、世界中の数百もの研究室で使われており、超高荷重条件での操作を可能にし、また、複数のアクセサリ構成のための最適なスペースを提供します。
概要
研究用のロザンド RH7 および RH10 キャピラリーレオメーターは、ポリマーメルトからセラミックス、食品、インク、コーティング材までさまざまな物質に対する、高圧および高せん断速度押出条件下での非常に柔軟な測定機能を提供します。
高荷重範囲(最大 100 kN)および広範なダイナミックスピードレンジ(> 225,000:1)により、実際の材料成形条件とテストの相関関係が得られます。
標準仕様のツインボアバレルにより、絶対せん断粘度測定および伸張粘度の同時計算が可能になります。
多様なバレルサイズおよびバレル材料のオプションにより、温度に敏感な試料、化学侵食性の高い試料、または水系試料の測定が可能
標準仕様の多様な高精度タングステンカーバイドダイにより、すべての材料およびテストタイプをカバー
容易に交換可能な溶融圧力トランスデューサーにより、すべてのテスト要件をカバー。「ゼロ長」ダイ使用時のダイ入口での測定感度の最適化のために低ノイズの 3 段増幅器を搭載(伸張粘度測定)
試料劣化を防ぐための乾燥不活性雰囲気でのテスト用の窒素パージオプションが利用可能
換気機能付き一体型ヒュームチャンバにより試料ガスを排出し、オペレータの安全を確保
低速および高速測定に適した独自のバイモーダル速度制御アルゴリズムにより、特定のダイ用のせん断速
度測定範囲を最適化
DIN 精度より 10 倍大きいプラチナ抵抗温度計を備えた 3 つの独立したゾーンヒーターによる高精度な試料温度制御 高温(最大 500 ℃)および冷却コイルオプションも利用可能
剛性の高い「H」型フレーム設計により、PVT 測定などの過渡試験のコンプライアンスフリー測定を実現
オープン設計の下部バレル出口により、ダイスウェル測定、メルトカッター、スロットダイシステム、溶融強度(ホールオフ)などのオプションのアクセサリを収容可能
せん断粘度および伸張粘度、ならびに試料安定性、ウォールスリップおよびメルトフラクチャの把握のための全テストおよび全分析を備えた使いやすい Flowmaster ソフトウェア