cap-ONEは、より安全な呼吸管理を実現するために、気管内挿管・非挿管を問わず使用できる日本光電独自の主流CO2センサーです。超小型・軽量のセンサーと独自のアダプターにより、正確な測定を実現し、患者様の負担を軽減します。
定量方式
センサー本体はわずか4g
気管内挿管、非挿管患者ともに正確な測定が可能
cap-ONE Biteblockで上部内視鏡検査中のCO2測定が可能
湿度の高い環境でも信頼性が高い
新生児にも使用可能
人工呼吸器とネブライザーの併用が可能
人工呼吸器とネブライザーを併用する場合、ネブライザーのミストが呼吸回路内に発生するため、赤外線を利用するCO2センサーにとっては非常に過酷な環境となり、カプノメーターによるCO2モニタリングは不可能とされていました。しかし、これらの課題を克服し、ネブライザー使用時でも長時間安定した測定が可能なCO2センサーTG-980Pを開発しました。
上の波形は呼気中のCO2分圧、下の波形は当社のCO2センサーTG-980Pで検出した信号光と参照光です。信号光と参照光の出力から呼気中CO2分圧が算出されます。
ネブライザーをONにすると、ネブライザーのミストにより信号光、参照光出力ともに波形が不鮮明になります。しかし、定量方式を採用しているTG-980Pでは、CO2測定に影響はなく、両者の影響を同等に受けるため、正確なCO2分圧を求めることができます。
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