OR・ICU・CCU・NICUなど、それぞれにとっての最適化を実現したベッドサイドモニタです。
ライフスコープG9の操作性を継承。レビュー画面をさっとフリックするだけで、リアルタイムで計測している波形/数値に影響を与えることなく、現在までのバイタルサインデータや波形の確認ができます。
ダイレクトボンディングLCDを採用。数値も波形もさらにくっきり、斜めから見ても鮮明に表示します。LCDと液晶との視差がないため、タッチパネル入力の一体感も大きく向上しました。
入力部は本体とは別に設置する分離型です。
1枚目の画面で術者が必要なパラメータを確認し、2枚目の画面で麻酔科医が必要なパラメータを確認、さらに3枚目の画面で人工心肺装置オペレータが他のバイタルサインデータを確認できます(オプション)。
マルチコネクタケーブルを挿入すると、自動的にパラメータを認識し計測を開始します。同時に画面も自動レイアウトされるので、常に見やすい画面を提供します。
多くの生体情報のモニタリングデータや各外部機器で取り込まれたデータを一元管理するだけでなく、リアルタイムデータとさまざまなレビューデータを同時に表示することが可能です。
インターベッド機能でセントラルモニタを介さずに、LAN接続されたベッドサイドモニタ間でバイタルサインデータとアラーム発生状況を確認できます。20床の数値情報を一覧表示、もしくは1床の数値情報と2波形の表示が可能です。
前負荷と心拍出量をグラフィカルに表示することで、最適な輸液管理に貢献します。
OCRG(OxyCardioRespiroGram)画面は、呼吸圧縮波形を表示し、瞬時心拍とSpO2トレンドのコンビネーションで的確に過去の無呼吸の状態を把握できます。
12誘導/導出18誘導心電図解析機能対応(オプション)。心電計と同じ精度で心電図解析が可能です。
早くてやさしいiNIBP測定に対応。
ニューロユニット AE-918P(オプション)またはAE-920Pの追加により、脳波の測定が可能です。また、aEEGの測定も可能です。
筋弛緩モジュール AF-101P(オプション)の追加により、筋弛緩モニタリングを行えます。
Life Scope G7に直接USB接続できる超音波プローブ‘First Echo’(オプション)で、瞬時に超音波検査画面を起動できます。外傷の初期診療における迅速簡易超音波検査法FAST(※1)、e-FAST(※2)を含むPOCUSに役立ちます。
ディスプレイ
波形表示項目
心電図、呼吸曲線、観血血圧波形、脈波、CO2分圧曲線、脳波、呼吸流量曲線、気道内圧曲線、換気量曲線、脳波(BIS)、O2濃度曲線、CO2濃度曲線、Agent濃度曲線、その他の項目はユニット接続による
数値表示項目心拍数、VPC 数、STレベル、呼吸数、非観血血圧値、観血血圧値、SpO2値、脈拍数、体温、心拍出量、心係数、注入液温度、血液温度、呼気終末CO2分圧、BIS値、その他の項目はユニット接続による
電源本体 AC100V 150VA(最大)
幅475x高さ326x奥行115㎜ 約8kg