N-SIM Sと同じ超高分解能イメージングが可能なパーソナルタイプの超解像顕微鏡
N-SIM Eは、超解像顕微鏡N-SIM Sと同じ高分解能の超解像画像を取得することが可能な、パーソナルタイプの超解像顕微鏡です。構造化照明顕微鏡法を採用し、従来の光学顕微鏡の2倍という、光の回折限界をはるかに超えた超高解像イメージングが可能です。 共焦点顕微鏡と組み合わせたシステムでは、共焦点画像上で指定した位置の画像を、超解像観察に簡単に切り替えて取得することができるため、ナノスケールでの観察の可能性が拡がります。
従来の光学顕微鏡の2倍の解像力
N-SIM Eは、構造化照明顕微鏡法(Structured Illumination Microscopy)を採用した超解像顕微鏡です。画期的なイメージング法とニコンの高性能対物レンズ(NA=1.49)との組み合わせにより、空間分解能を従来の光学顕微鏡の2倍(115nm*)まで向上させ、生細胞内の微細構造や物質の動きの超解像による可視化を実現しました。
超解像画像を、約1秒/枚で手軽に取得
超解像顕微鏡としては高速の約1秒/枚のスピードで、生きた細胞の変化を連続画像取得することが可能です。
広視野の超解像画像を取得
66 μm×66 μmの広視野で超解像画像が取得できるため、これまで一部しか捉えることのできなかった細胞の全体像が一度に撮影可能となりました。神経細胞をはじめとする、広い領域での画像取得が必要なサンプルやアプリケーションにおいて、非常に高いスループットで一度により多くの情報を捉えることができます。