C反応性蛋白(CRP)は肝臓で産生される急性反応蛋白で、感染症や炎症の発症後数時間以内に血液中に分泌される。CRPは炎症が重症化すると増加するため、患者の臨床症状や術後に急性炎症のリスクがある患者に対して検査が行われる。
CRP検査は、関節リウマチやループスなどの症状を補助するために行われ、治療効果を判定するために繰り返し行われることが多い。CRPは炎症反応の指標としても有用であり、創傷治癒や外科的切除、臓器移植、熱傷患者における潜在的な感染症の早期発見に用いることができる。急性炎症反応では迅速な診断と治療が不可欠である。
仕様
測定範囲 0.1 - 200.0 mg/L
基準範囲 < 10 mg/L
保存条件 - カートリッジ:2~30
検出バッファ2-8 ℃
保存期間 - 24ヶ月
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