ミオグロビンは、骨格筋や心筋組織に存在する鉄と酸素を結合するタンパク質である。ミオグロビンはヘモグロビンと遠縁の関係にあり、筋細胞内に酸素を閉じ込め、細胞が筋肉の収縮に必要なエネルギーを産生できるようにする。心筋や骨格筋が傷害されると、ミオグロビンは血液中に放出され、傷害後数時間以内に検出される。
重度の外傷後に起こりうることだが、大量のミオグロビンが血液中に放出された場合、過剰なミオグロビンは腎臓にダメージを与え、腎不全を引き起こす可能性がある。このように、ミオグロビンは、筋肉の外傷、発作、手術、筋ジストロフィーなどの筋肉の病気、骨格筋の炎症、心臓発作を引き起こす事故を検出し、監視するために検査される。
仕様
測定範囲 - 5.0~500.0 ng/mL
基準範囲 - ≤70 ng/mL
保管条件 - カートリッジ:2-30
検出バッファー2-8 ℃
保存期間 - 24ヶ月
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