ゲルとヘパリンリチウムを併用
ヘパリン入りの真空採血管は、生化学検査用の血漿を作るために使用されます。
ゲルは、遠心分離の際に血液と血清の細胞成分の間に抵抗力のあるバリアを形成するように設計された特殊な材料です。
適用範囲:血漿生化学分析
ヘパリンは健康な生物に含まれる天然の抗凝固剤です。
血漿とは、遠心分離によって血球を取り除いた血液の成分です。採取直後に抗凝固剤を添加することで血漿の凝固を防ぐことができます。
ヘパリンのリチウム塩とナトリウム塩は、血液凝固の完全な不活性化を保証し、検査されたパラメータを変化させません。
血清よりも優れています。
- 同じ量の血液からより多くの検体が得られます。
- 結果は凝固系の状態に左右されません。
- インビボに近い結果が得られます。
- 溶血や血小板症のリスクが低い。
検体:ヘパリン化血漿。
チューブ壁の内側に乾燥ヘパリン(血液1mlあたり12~30IUのヘパリン)を塗布する。
遠心条件。1300g、10分間。
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