BRAF遺伝子変異は、甲状腺がん、悪性黒色腫、卵巣がん、大腸がんなど、さまざまながんで見つかっています。甲状腺がんでは、40種類以上のBRAF遺伝子変異が見つかっています。その中でも、エクソン15のV600E変異、すなわち1799番目の塩基がTからAに変化し、アミノ酸がバリンからグルタミン酸に変化する変異が最も重要で、その頻度は90%以上といわれています。特に、BRAF V600E変異は甲状腺乳頭癌で約45%の頻度で検出され、甲状腺癌の予後を左右する因子と考えられています。
特集
少量のDNAでも高い感度と特異性(10 ngの野生型/変異型混合DNAで1%のLOD)を実現。
Real-Time PCRベースの即使用可能なキット
短時間(3時間以内)のランニング
---