pco.flimは、2タップCMOSセンサーを使用した初の周波数領域FLIMカメラです。ピクセルと励起光の同期変調により、100 ps~100 µsの範囲の発光減衰時間の分析が可能です。
1008×1008ピクセルの解像度を持つpco.flimは、最大で45ダブルフレーム/sの読み出しを行います。変調周波数5kHz~40MHzの範囲で使用できます。
Cマウントを標準装備しているので、顕微鏡やレンズとの接続が容易です。さらに、USB3.0インターフェースを採用しているため、あらゆるパソコンに接続することができます。運用や研究にかかる労力やコストを大幅に削減することができます。
pco.flimレーザーは、pco.flim用に設計された均質な照度を持つ光源です。0〜250MHzのデジタル変調周波数が特徴です。pco.flimレーザーは、広視野エピ蛍光顕微鏡照明用、または全反射蛍光顕微鏡(TIRF)、ライトシート蛍光顕微鏡(LSFM)、共焦点スピニングディスク顕微鏡用のいずれかを注文することができます。
幅広い波長と光出力からお選びいただけます。このレーザーは、発光寿命が数ナノ秒の範囲にある場合に最適です。ニコンの顕微鏡をお使いの場合は、ニコンのダブルセーフティシャッターのオプションもご利用いただけます。
主な特徴
技術データ
エピフルオレッセンス測定用光源としてのpco.flimレーザー
レーザー波長と光出力を選択可能
100 ps - 100 µs ライフタイム測定可能
5 kHz - 40 MHz変調周波数
500kHz~40MHz 外部変調信号
変調信号の形状 正弦波/矩形波
1008×1008画素の解像度
周波数領域FLIM
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