980nmのダイオードレーザーは、今日の耳鼻咽喉科手術の分野ではほぼ不可欠となった手術手技です。ダイオードレーザーは、切削効果や凝固効果があるため、耳・鼻・喉の疾患に対する幅広い治療に非常に適しています。
レーザー光源の進化により、耳鼻咽喉科の手術は低侵襲で、切開して行う手術よりも組織の損傷が少なく、回復が早く、痛みと傷跡が少ないという点で革命的な進歩を遂げました。
980nmのダイオードレーザーは、患部の組織を正確に除去するだけでなく、傷跡や硬さが残らないのが特徴です。また、術後の合併症もなく、再発率も低くなっています。
喉の場合、手術をすると病巣による傷跡や硬直が残ってしまい、苦労することが多いものです。しかし、柔軟な光ファイバーと可変式ハンドピースにより、周囲を傷つけずに患部組織を切断する低侵襲手術が可能になりました。
一般的に、傷の治りは良く、簡単な経過観察で済みます。回復時間は患者様によって異なりますが、一般的に回復が早いです。
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