ヘリコバクター・ピロリ菌は、ヒトの胃粘膜を理想的な生息地とする細菌で、しばしば無症状で消化管に感染を引き起こす。
この検査は誰のためのものですか?
ヘリコバクター・ピロリ検査は、現在進行中あるいは過去にピロリ菌に感染していた場合の最初のスクリーニング検査として有用です。
技術仕様
ヘリコバクター・ピロリ検査は、血液検体中の抗ヘリコバクター・ピロリIgG抗体の存在を検出するイムノクロマト法装置です。
内容物
テストカセット1個
希釈液入りスポイト付きバイアル1本
滅菌済みランセット2個
採血用ピペット1本
洗浄用ガーゼ1枚
使用説明書
使用手順
付属の滅菌済みランセットを使用して血液サンプルを採取します。
付属のキャピラリーピペットを使用して、黒い線で示された検体を採取します。
採取した検体をテストカセットに記載されているサンプルウェル(S)に注入してください。
結果の解釈
陰性 - サンプルからヘリコバクター・ピロリに対するIgG抗体が検出されないか、その濃度がカットオフ値15 AU/mL未満である。
陽性 - サンプル中にヘリコバクター・ピロリに対するIgG抗体が検出された場合、専門医にヘリコバクター・ピロリへの曝露の可能性を確認する必要があります。
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