ヒト全血中のビタミンDを半定量的に検出するための迅速なセルフテスト
ビタミンDは、カルシウム、鉄、マグネシウム、リン酸、亜鉛の腸管吸収を促進する脂溶性のセコステロイドの一群に属します。ビタミンDの血中濃度は、体内のビタミンD濃度を示す最も良い指標と考えられています。
この検査は誰のためのものですか?
ビタミンD検査は、疲れやすい人、日光にあまり当たらない人、経口摂取に制限のある人、腸管吸収に障害のある人など、一般的にビタミンD不足の危険性がある人を対象としています。
技術仕様
ビタミンDテストは、競合的タンパク質結合の原理に基づく免疫測定法で、血中のビタミンDの過剰、十分、不足、欠乏を表示することができます。
内容物
テストカセット1個
希釈液入りスポイト付きバイアル1本
ランセット(滅菌済み)2個
採血用ピペット1本
洗浄用ガーゼ1枚
比較カード1枚
使用説明書
使用手順
付属の滅菌済みランセットを使用して血液サンプルを採取します。
付属のキャピラリーピペットを使用して、黒い線で示された検体を採取します。
採取した検体をカセットに記載されているウェル(S)内に入れます。
結果の解釈
過剰(> 100 ng/mL)-テストライン領域(T)に明確な線が現れない。医師に相談する必要があります。
十分(30~100ng/mL)- テストライン(T)の強度は、カラーカードに表示されている30ng/mLと同等かそれ以下です。
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