スライドローダーSL160は、高い信頼性と処理量の拡大を追求し、開発されたスライド観察自動化システムです。
より安全で信頼性の高い製品を生み出すことを目指して、ゼロから設計しました。スライドガラスは専用スライドホルダーに4枚ずつ設置し、搬送します。ホルダー搬送方式のため、ローダー可動部が個々のスライドガラスに触れることがありません。センサーやエンコーダを内蔵した新設計の搬送系システムが、これらを正確に運搬します。
スライド4枚を一度に搬送できることに加え、観察範囲を特定するためのプレビュー用LED照明も搭載。スライド観察に要する時間と手間を大幅に短縮します。
プライアー製OpenStandや既存の各種正立顕微鏡に対応可能なSL160は、OEM・システム構築の主要な構成品として、病理、細胞診、スクリーニングをはじめとする用途において安定したスライド搬送システムを実現します。
寸法:850 x 650 x 710 mm (W x L x H)
スキャン時間:約60秒(15x15mm, 20倍)
搬送時間:ステージへの搬送約10秒、プレビュー15秒
スライド搭載枚数:最大160枚
スライド搬送方式:
ホルダーラック2個(ラック1個につき専用スライドホルダー20枚)
専用スライドホルダーごとの搬送(ホルダー1枚につき、76x26x1mmスライドを4枚搭載可能)
対応顕微鏡:
プライアー OpenStand
オリンパス BX63
カールツァイス AxioImager2
ニコン Ni
ライカ DM6
※各顕微鏡への取り付けには専用キットが別途必要です